◆アットホーム クライマックスシリーズ セ 第1S第2戦 巨人2―1DeNA(9日・東京ドームDeNAに勝利し、笑顔でタッチを交わす坂本(中央)、長野(同上)ら巨人ナインは連勝を誓った。
巨人はDeNAに2―1で逆転勝ちし、1勝1敗のタイとした。10日の第3戦で巨人が勝つか引き分ければ、広島が本拠地で待ち受けるクライマックスシリーズ最終ステージ進出が決まる。
先発の田口が7回1失点と好投した。筒香との対決は投ゴロ、四球、空振り三振で、ヒットを許さなかった。お立ち台に上がった田口は「打者に向かっていく気持ちを持って戦えてよかった。(筒香から)得意な球(スライダー)で空振りやファウルが取れてよかった」とホッとしたような笑顔。ファンに向かって「まだまだ終わらせないぞという気持ち。勝ってファイナル(シリーズ)に進みます」と力強く意気込んだ。
試合後の由伸監督も「(田口は)今年一番よかった」と絶賛。8回に長野の適時打で勝ち越し。1点リードの9回の場面で守護神・沢村ではなく、8回から投げていたマシソンを、イニングをまたいで使ったことについては「勝つための最善策と思ってそうしました」と話した。